Reuters logo
米金融・債券市場=国債利回り上昇、上院予算決議案可決受け
2017年10月20日 / 21:07 / 1ヶ月後

米金融・債券市場=国債利回り上昇、上院予算決議案可決受け

    [20日 ロイター] - 
                       米東部時間          価格          利回り  コード
 30年債(指標銘        17時05分      97*04.00         2.8945%             
 柄)                                                            
                     前営業日終値      98*14.00         2.8280%                
 10年債(指標銘柄       17時05分      98*27.00         2.3827%             
 )                                                              
                     前営業日終値      99*12.00         2.3210%                
 5年債(指標銘柄        17時05分      99*10.50         2.0186%            
 )                                                              
                     前営業日終値      99*17.00         1.9750%                
 2年債(指標銘柄        17時05分      99*19.75         1.5763%            
 )                                                              
                     前営業日終値      99*21.00         1.5550%                
                             清算値      前日終値  コード
 Tボンド先物12月限       152*06.00     153*17.00         
 Tノート先物12月限       124*26.50     125*08.50         
    
    米金融・債券市場では、国債利回りが上昇した。前日に米議会上院で2018会計年
度予算の大枠となる予算決議案を可決したことを受け、連邦債務の増大やインフレ高進へ
の懸念から国債を手放す動きが出たことが背景。なかでも2年債利回りは約9年ぶりの水
準に上昇した。
    予算決議案の可決を受け上院の過半数を握る共和党が単独で税制法案を通過させる環
境が整った。予算決議が認める減税を実施すれば、今後10年間で財政赤字が最大で1兆
5000億ドル拡大することになる。
    AXAインベストメント・マネジャーズ(ロンドン)の最高投資責任者、クリス・イ
ゴ氏は「税制改革に対して建設的な見方が出ているが、中身次第となる」としている。
    こうしたなか10年債利回りは2.392%と、2週間ぶりの水準に上
昇。終盤の取引では6ベーシスポイント(bp)上昇の2.383%となっている。ロイ
ターのデータによると、週間の上昇としては5週間ぶりの大きさとなる。
    2年債利回りは、減税により経済成長が加速し連邦準備理事会(FRB)
の利上げペースが速まるとの観測が出たことを背景に、1.580%と9年ぶりの水準に
上昇した。
    ただ英国の欧州連合(EU)からの離脱交渉やスペイン・カタルーニャ自治州の独立
問題を巡る懸念から、安全資産とされる米国債に対する売りは限定。米国債利回りの上昇
に歯止めがかかった。
    このほかこの日は、次期連邦準備理事会(FRB)のトップを巡るトランプ大統領の
人選も債券相場を動かす要因となった。
    来年2月に任期が切れるイエレンFRB議長の後任を巡っては、イエレン氏の続投の
可能性のほか、パウエルFRB理事、コーン国家経済会議(NEC)委員長、ウォーシュ
元FRB理事、テイラー・スタンフォード大教授が候補として名前が挙がっている。    
    RWプレスプリッチ(ニューヨーク)の政府・エージェンシー取引部門責任者のラリ
ー・ミルステイン氏は「何らかの変化はあると予期しているが、どちらの方向への変化に
なるのかは不明だ」とし、「パウエル氏がちょうど中間にいる」と述べた。
    トランプはこの日、フォックス・ビジネス・ネットワークのインタビューで次期FR
Bのトップ人事について、パウエルFRB理事とテイラー・スタンフォード大教授の両氏
を検討していることを明らかにしたが、イエレン氏の再任も排除しないとの姿勢も示して
いる。同大統領は数日中に指名を発表する見通し。

    
 (い)

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below