[ニューヨーク 22日 ロイター] - 米東部時間 価格 利回り コード 30年債(指標 16時00分 100*11.50 2.9818% <US30YT=RR 銘柄) > 前営業日終 99*31.00 3.0020% 値 10年債(指標 15時56分 100*15.50 2.8189% <US10YT=RR 銘柄) > 前営業日終 100*08.50 2.8440% 値 5年債(指標銘 15時56分 100*07.00 2.7021% 柄) 前営業日終 100*03.50 2.7260% 値 2年債(指標銘 15時36分 100*01.75 2.5954% 柄) 前営業日終 100*01.00 2.6080% 値 清算値 前日終値 コード Tボンド先物9 145*15.00 145*04.00 月限 Tノート先物9 120*20.00 120*14.50 月限 米金融・債券市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨公表を受け、 米連邦準備理事会(FRB)による年内あと2回の利上げを織り込む確率がやや上昇した 。 FRBがこの日公表した7月31日─8月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)の 議事要旨では、経済の力強さに対応するために近い将来に利上げを実施する可能性につい て討議されたほか、世界的な貿易摩擦が企業や家計に及ぼす影響についても議論されたこ とが明らかになった。 議事要旨によると、「入手されるデータにより現在の経済見通しが引き続き支持され れば、緩和的な政策の解除に向けさらに一歩進めることが近く適切になると多くの参加者 が示唆した」という。 追加利上げについては、9月の実施が幅広く予想されているが、12月については疑 問視する意見もある。 TDセキュリティーズの金利ストラテジスト、ジェナディ・ゴールドバーグ氏は「す でに12月の利上げもかなり織り込まれている。市場はただFRB内のセンチメントに変 化がないか判断しようとしているが、現時点でそういうことはないようだ」と述べた。 CMEグループのフェドウォッチによると、市場が織り込む9月利上げ確率は前日か ら2ポイント上がり96%、12月利上げ予想確率は5ポイント上がり66%となった。 FRBのパウエル議長は24日にカンザスシティー地区連銀がワイオミング州ジャク ソンホールで開催する年次経済シンポジウムで講演する予定で、注目されている。 米10年債利回りは議事要旨発表後もほぼ変わらずで、2.823%で 推移。一時は7月6日以来の低水準となる2.808%を付けた。 2年債と10年債の利回り格差は22ベーシスポイントに縮まり、2 007年以来で最も小幅となった。 序盤の取引では、前日にトランプ米大統領の元個人弁護士、マイケル・コーエン被告 が検察当局の司法取引に応じたことや、トランプ陣営の元選対本部長、ポール・マナフォ ート被告に有罪評決が出たことを受け、国債が買われた。 <ドル・スワップ・スプレッド> DOLLAR SWAP SPREADS LAST Change U.S. 2-year dollar swap spread 19.25 (-0.25) U.S. 3-year dollar swap spread 17.25 (-0.25) U.S. 5-year dollar swap spread 13.50 (-0.25) U.S. 10-year dollar swap spread 7.00 (+0.25) U.S. 30-year dollar swap spread -6.50 (+0.25) (い)