August 28, 2019 / 8:27 PM / 22 days ago

米金融・債券市場=30年債利回り過去最低、長短金利逆転一段と進行

    [ニューヨーク 28日 ロイター] - 
                    米東部時間        価格    利回り  コード
 30年債(指標銘     15時57分   106*28.50   1.9454%             
 柄)                                                 
                    前営業日終   106*12.50   1.9670%             
                            値                        
 10年債(指標銘      15時52分   101*13.00   1.4727%             
 柄)                                                 
                    前営業日終   101*08.00   1.4900%             
                            値                        
 5年債(指標銘柄     15時57分   101*24.00   1.3809%            
 )                                                   
                    前営業日終   101*22.25   1.3920%             
                            値                        
 2年債(指標銘柄     15時54分    99*31.63   1.5060%            
 )                                                   
                    前営業日終    99*30.25   1.5280%             
                            値                        
    
                        清算値    前日終値  コード
 Tボンド先物9月     166*29.00   166*16.00        
 限                                         
 Tノート先物9月     131*11.50   131*04.50        
 限                                         
        
    米金融・債券市場では国債利回りが低下し、30年債利回りが過去
最低水準を更新した。景気後退懸念に加え、米中貿易戦争を巡る緊張が
払拭されない中、安全資産とされる米国債に対する需要が高まっている
。
    景気後退入りの前兆とされる長短金利の逆転も一段と進行。この日
は3カ月物財務省短期証券(Tビル)利回りが30年債利回りを200
7年以来初めて上回った。このほかリフィニティブのトレードウエブに
よると、3カ月物Tビルの利回りは10年債を55ベーシスポイント(
bp)上回り、差は07年3月以来の大きさとなったほか、2年債利回
りが10年債利回りを最大6.5bp上回った。
    ウエルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティチュート(ミ
ズーリ州)の世界債券戦略部門共同責任者、ブライアン・リーリング氏
は「長短金利の逆転が進行していることは、景気が有意に減速する可能
性があることを示している」とし、「確定したことではないが、向こう
1年から1年半の間に景気後退入りする可能性がある」と述べた。
    英国ではこの日、ジョンソン首相が10月中旬まで議会を休会とす
る方針を表明。10月末の欧州連合(EU)離脱期限までの議会の審議
時間を大幅に短縮し、合意なき離脱阻止に向けた議会の動きを封じ込め
る考えとみられる。これを受け、安全資産とされる米国債
に対する需要が一段と高まった。    
    ただ米株価が上昇したことで、国債価格は上げ幅を縮小(利回りは
下げ幅を縮小)した。
    一部のファンドマネジャーの間では米国債価格は高過ぎるとの見方
も出ているが、米中通商問題を巡る先行き不透明性が払拭されない中、
米国債を売ることは難しくなっている。ブリン・マワー・トラスト(ペ
ンシルべニア州)の債券部門責任者、ジェームズ・バーンズ氏は「通商
問題の着地点は見えていない」と述べた。
    米連邦準備理事会(FRB)は7月の連邦公開市場委員会(FOM
C)で2008年以来初めてとなる利下げを決定したが、FRBも景気
先行きを見極めるに当たり通商問題を注視。金利先物は9月17─18
日の次回FOMCで少なくとも25bpの利下げを決定するとの見方を
織り込む水準にある。  
    米財務省はこの日、変動率付債と5年債の入札を実施。堅調な需要
がみられた。29日に320億ドルの7年債入札を実施
し、今週の一連の国債入札を締めくくる。
    終盤の取引で30年債利回りは1.939%と、前日
終盤から2.2bp低下。一時は1.905%と、過去最低水準を更新
した。
    
    <ドル・スワップ・スプレッド>    
                                  Last (bps)  Net Change (bps)
 U.S. 2-year dollar swap spread   -1.25       1.25
 U.S. 3-year dollar swap spread   -5.00       -0.50
 U.S. 5-year dollar swap spread   -7.50       -1.50
 U.S. 10-year dollar swap spread  -11.00      -1.75
 U.S. 30-year dollar swap spread  -41.25      -1.75
 
    
 (ーからご覧ください)

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