October 11, 2019 / 2:52 PM / 10 days ago

米FRB、日銀に類した長短金利操作検討の必要=ミネアポリス連銀総裁

[11日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は11日、連邦準備理事会(FRB)は日銀が金融政策の一環として採用している長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)に類した政策を検討する必要があるとの考えを示した。

カシュカリ総裁はニューヨークで開かれた外交問題評議会(CFR)の会合で、「新たな政策措置の1つとして、イールドカーブ・コントロールの可能性を分析する価値がある」と述べた。

その上で、FRBが日銀のように10年債利回りを操作の対象とするのは好ましくない可能性があるとし、 「(イールドカーブ・コントロールは)複雑で、リスクを伴わないわけではない」としながらも、「検討の価値はある」と述べた。

イールドカーブ・コントロールについては、パウエルFRB議長も今週に入り、FRBが検討する可能性があることを示唆している。

日銀は長短金利操作のほかにマイナス金利政策も採用しているが、FRBは景気刺激に向けマイナス金利政策を採用する前に利下げと量的緩和を実施するとカシュカリ総裁は述べ、マイナス金利政策についてはそれほど支持を示さなかった。

ただ、経済を活性化させ、労働参加率と賃金を押し上げるために米金利を引き下げる必要があるとの考えを改めて強調した。

FRBは9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で25ベーシスポイント(bp)の利下げを決定。今月のFOMCでも今年3回目となる利下げを決定するとの観測が高まっている。

カシュカリ総裁は今年のFOMCで投票権を持っていないが、来年は投票権を持つメンバーになる。

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