December 19, 2019 / 6:51 PM / a month ago

米FRB、来年の金利変更の理由見当たらず─セントルイス連銀総裁=WSJ

[19日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は、利上げを主張する前により大きな物価上昇を確認する必要があるとし、2020年中の金利変更の必要性は見当たらないとの見解を示した。

ブラード総裁は17日に行われた米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のインタビューに対し、「20年は利上げは想定していない」とし、「現在の環境下ではこれが適切だと考えている。連邦準備理事会(FRB)は19年はかなり大きな政策の調整を行った。20年にどのような効果が出るか、今は見極める必要がある」と述べた。

その上で、通商問題を巡る先行き不透明性は後退しつつあるとし、来年の経済に対する楽観的な見方を表明。金融政策変更のハードルは高いとの認識を示し、利上げを主張する前に、物価のより大きな上昇を確認したいと述べた。

FRBが実施した今年3回の利下げについては、景気後退の前兆とされる国債利回りの長短逆転(逆イールド)を巡る懸念の解消に役立ったと指摘。「利回り曲線がより正常な状態に戻ったことは前向きなシグナルと受け止められる」と述べた。

FRBは今年は7月、9月、10月に利下げを決定。今月10─11日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)では全会一致でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.50─1.75%に据え置くことを決定し、金利は現行水準にとどまる公算が大きいことを示唆した。

ブラード総裁はFRBが18年12月に決定した利上げはタイミングが悪かったと指摘。同総裁は早期から利下げを主張しており、今年は6月の会合で利下げを主張、9月の会合では50ベーシスポイント(bp)の利下げを主張し、FOMCの決定に反対票を投じている。ただ、FRBの利下げにつながった今年発生した事案は想定外で、FRBは適切に行動したとの見解を示した。

ブラード総裁は来年はFOMCで投票権を持たない。

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