October 16, 2019 / 3:42 PM / a month ago

米、トルコに高官派遣 シリア攻撃の即時停止呼び掛け

[アンカラ/ワシントン 16日 ロイター] - トルコがシリア北部のクルド人勢力に対する攻撃を継続する中、米国はトルコに攻撃の即時停止を呼び掛けるため、政府高官を派遣した。16日にオブライエン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)がチャブシオール外相と会談する予定となっているほか、17日にはペンス副大統領とポンペオ国務長官がエルドアン大統領と会談する可能性がある。

トルコはトランプ米大統領がシリアからの米軍撤退を表明した後、テロ組織と見なすクルド人主体の武装勢力に対する攻撃をシリア北東部で開始。米国は過激派組織「イスラム国(IS)」掃討で親米クルド人勢力と協力してきたため、国内では共和党内からもトランプ氏がIS掃討の忠実なパートナーを見捨てたと非難する声が上がる中、米民主党議員団と一部の共和党議員は15日、トランプ大統領によるシリアからの米軍撤収決定に反対する決議案を提出した。

こうした中、米議会下院の共和党議員は16日、トルコのシリア攻撃に対する制裁措置を導入する法案を提出する。共和党は下院で過半数を握っていないが、民主党もトルコの攻撃を批判しているため、同法案は承認される公算が大きい。

トランプ大統領は14日、トルコに対する経済制裁を発表すると同時に、トルコのエルドアン大統領と電話会談を行い、攻撃の即時停止を求めた。ただ、議員の間では米国は一段の措置を導入する必要があるとの声が出ている。

米軍撤退後の空白地帯でロシアとイランの支援を受けるシリア軍が急速に勢力を拡大させていることについて、トランプ大統領はこの日、紛争はトルコとシリアの間のもので、ロシアがシリアを支援しても「問題はない」との考えを表明。ホワイトハウスで記者団に対し、トルコに対する制裁措置を導入する方がこの地域で戦争に従事するよりも望ましいとの考えを示した。

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