[ブリュッセル 3日 ロイター] - 欧州委員会のモスコビシ委員(経済・財務担当)は3日、英国が条件などで合意しないまま欧州連合(EU)を4月12日に離脱するリスクが高まっているとの認識を示した。
同委員は記者会見で「EUの関税に関する規則は、英国から輸入される全ての物品に適応される。英国のEU離脱後、直ちにEU関税規則が完全に適用されること確実にする必要がある」とし、「英国が合意がないままに離脱すれば、新たな関税管理制度が導入される必要があるが、このことは貨物1つ1つの検査を行うことは意味していない。EUはリスク分析の観点から物品を検査することになる」と述べた。
その上で、英国と取引を行なうEU域内の企業は、関税検査手続きの増大に伴うコスト増に対応する必要が出てくると指摘。「企業のキャッシュフローに大きな影響が出る」とし、「英国が合意がないままEUを離脱すれば、関税検査の再導入により多くの企業や個人が影響を受ける」と述べた。