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解散観測こうみる:ドル/円の「メインディッシュ」ではない=ニッセイ基礎研 上野氏
2017年9月19日 / 01:30 / 1ヶ月後

解散観測こうみる:ドル/円の「メインディッシュ」ではない=ニッセイ基礎研 上野氏

[東京 19日 ロイター] -

<ニッセイ基礎研究所 シニアエコノミスト 上野剛志氏>

安倍晋三首相による早期の衆院解散観測が出ている。勝算がなければ解散はしないだろうし、自民党以外に受け皿となるような野党もこれまでのところ見当たらない。与党大勝の観測が強まれば、さらに4年間、安倍政権が継続することになり、アベノミクス・大規模緩和が継続するとの連想につながりやすい。

ただ、ドル/円で最も重要なのは米利上げの行方であって、日本の政治はメインディッシュではない。円安のサポートにはなりそうだが、相場への影響は総じて限られるだろう。日銀による追加緩和は見込みにくいため、どんどん円安が進むという話でもない。日銀のイールドカーブコントロール(YCC)政策もあって、金利反応も見込みにくい。

円高リスクもないわけではない。実際に解散に踏み切れば、選挙にかけては与党に関する材料への相場反応が増幅されやすくなる。後戻りできなくなるだけに、ネガティブな材料があれば円高反応が強くなりかねない。選挙に勝利する場合でも、その度合いが重要だ。大幅に議席を減らすようなら、首相の求心力への疑問が出てきかねない。

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