[東京 14日 ロイター] - 野村ホールディングスとスパークス・グループは14日、非上場企業に投資する上場投資法人と資産運用会社の設立に向けた戦略的提携で合意したと発表した。投資家の運用資産を非上場企業の成長資金として提供できる新しいプラットフォームの構築を目指す。
具体的には、私募運用期間を経て東京証券取引所のベンチャーファンド市場に上場する投資法人を設立し、幅広い投資家の運用資産を非上場企業の株式などに投資することを検討する。投資先の非上場企業に対し、株式公開やIR活動のサポート、資金調達・M&A(合併・買収)のアドバイスなどで成長を支援する。
設立を検討する資産運用会社は資本金4億円で野村HDが51%、スパークス・グループが49%を出資する。
平田紀之
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