September 13, 2019 / 12:52 AM / 4 days ago

ECB包括緩和こうみる:想定内だが一歩踏み込んだ印象=大和証 壁谷氏

[東京 13日 ロイター] -

<大和証券 チーフグローバルストラテジスト 壁谷洋和氏>

欧州中央銀行(ECB)の金融緩和の決定自体は想定の範囲内だったが、量的緩和まで踏み込んでやってくるかは見方が分かれていた。一歩踏み込んでやってきた印象だ。欧州の経済指標は悪化傾向にあり、ブレグジットの不透明感も強いことを考えると、変に出し惜しみをして十分な効果が得られないことがないよう金融緩和に躊躇(ちゅうちょ)しないという姿勢を前面に出したとみられる。サプライズというほどではないものの、トランプ米大統領が触発されて米連邦準備理事会(FRB)に利下げを強く迫るコメントを出してくる可能性はある。

来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)は利下げがほぼ100%織り込まれており、次の一手に対するヒントが出てくるかが注目されている。米国株は復調し、米中協議の進展期待も高まってきた中、できる限り手を残しておきたいというところからすると、緩和を急がない姿勢を示すのではないか。米国株は瞬間的にネガティブに反応するかもしれないが、これもある程度は織り込まれているので、また元の状態に戻るだろう。

日銀の追加緩和についてはそこまで織り込まれていないが、外堀を埋められてきたのは間違いない。どこかのタイミングで踏み切らざるを得ないだろう。

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