September 13, 2018 / 1:34 PM / 6 days ago

ECB理事会後のドラギ総裁発言要旨

[フランクフルト 13日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は13日の理事会で、主要政策金利を予想通り据え置いた。ECBは債券買い入れ策の終了に関するガイダンスを小幅に調整したほか、少なくとも来年夏までは過去最低の金利水準を継続する見通しを維持した。

ドラギ総裁の理事会後の記者会見での発言は以下の通り。

<再投資とツイストオペ>

保有債券の再投資について討議しておらず、いつ討議を行うかについても話し合っていない。ただ、理事会は年内あと2回開催され、11月もしくは12月に討議することになるだろう。

「ツイスト・オペ」もしくは、償還期限の異なる債券への再投資いずれについても討議していない。ただ、理事会がほぼ全会一致で、加盟国の出資比率に応じ債券を買い入れる「キャピタルキー」規定を引き続き指針とすることを確信している。

<潜在成長率上回る>

成長率がこのところ、潜在成長率を上回っていることを確認している。

<インフレの加速>

基調インフレは年内に上向き、中期的には緩やかなペースで上昇する見通し。

<インフレ見通し>

インフレ見通しを巡る不透明性は後退しつつある。

<基調インフレは抑制>

基調インフレを巡る指標は全般的になお抑制されてはいるが、これまでの低水準からは上昇している。

<成長に対するリスク>

ユーロ圏経済の成長見通しを取り巻くリスクはおおむね均衡していると、なお判断することができる。

<ECBは対応する準備を整えている>

理事会が設定する目標に向けインフレが持続的に移行していくことを確実にするために、理事会はあらゆる手段を適切に調整していく準備を整えている。

<保護主義>

保護主義の台頭、新興国市場の脆弱性、金融市場のボラティリティーを巡る不確実性はこのところ存在感を増している。

<大幅な刺激策の必要性>

域内の物価圧力を高め、総合インフレの中期的な進展を支援するために、大幅な金融刺激策がなお必要となっている。

<インフレ目標>

経済の基調的な力強さは、インフレは持続的にわれわれの目標に向かって収束し続け、純資産買い入れの緩やかな終了後も維持されるとのわれわれの確信を引き続き裏付けるものとなっている。

<裾野の広い景気拡大>

2018年9月の新たなスタッフ予想を含め、入手した情報により、ユーロ圏では裾野の広い景気拡大と緩やかなインフレ上昇が見られているとのわれわれのこれまでの見解がおおむね確認された。

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