October 25, 2018 / 1:30 PM / 23 days ago

ECB理事会後のドラギ総裁発言要旨

[フランクフルト 25日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は25日の理事会で、主要政策金利を予想通り据え置いた。また、年末までに債券買い入れ策を終了させ、来夏以降利上げに踏み切る方針を維持した。

ドラギ総裁の理事会後の記者会見での発言は以下の通り。

<基調的な底堅さ>

景気の基調的な底堅さは、インフレが目標に向けて収れんし続け、資産買い入れを差し引きで段階的に縮小した後も維持されるというわれわれの確信を引き続き支持している。

<予想より幾分弱い>

入手した情報は幾分予想より弱い内容だが、ユーロ圏経済が幅広く拡大し続け、段階的にインフレ圧力が高まっている状況と全体としてなお整合的だ。

<基調的なインフレ>

基調的なインフレ指標はおおむね落ち着いた状態が続いているが、以前の低水準からは高まっている。

先行きは、基調的なインフレが年末に向けて加速し、中期にかけて一段と高まる見通しだ。

<成長リスクは引き続きおおむね均衡>

ユーロ圏の成長見通しを巡るリスクは、おおむね均衡していると引き続き評価できる。同時に保護主義や新興市場の脆弱性、金融市場の変動に関連したリスクはなお顕著だ。

<あらゆる手段を調整する用意>

理事会は、インフレが持続的な形で確実に目標に向かい続けるよう、適切なあらゆる手段を調整する用意がある。

<大規模な金融刺激が依然必要>

域内物価圧力のさらなる醸成と中期的な総合インフレ動向の下支えに向け、大規模な金融刺激が依然として必要だ。

<保護主義、市場変動>

保護主義に絡む不透明性や新興国市場の脆弱性、金融市場の変動が引き続き顕著だ。

<短期的成長への影響>

特定の業種における最近の一部動向は、短期的な成長の側面に影響を及ぼしつつある。

<安定・成長協定>

欧州連合(EU)の財政協定である安定・成長協定の番人はECBではなく、欧州委員会だ。

<イタリア国債>

イタリア国債は銀行のポートフォリオに含まれ、各行の資本基盤に打撃を与えていることは明白だ。

イタリアの予算を巡り合意に達することを引き続き確信している。

資本支出に問題が生じれば、資金調達を巡る条件は悪化し、貸出条件の変化につながる。

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