May 28, 2018 / 8:18 PM / 6 months ago

EU銀行資本合意、国境越える銀行合併に追い風=仏中銀総裁

[パリ 28日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー・フランス銀行(中央銀行)総裁は28日、銀行資本を巡る新たなEU合意は国境を越えた銀行の合併を円滑に進める上で効果があるとしながらも、一段の取り組みがなお必要との認識を示した。

EUの財務相らは25日、世界的な銀行資本を巡る新規制の導入方法などについて合意。同合意の下、仏銀行大手BNPパリバなどEUの銀行同盟に加盟している大手銀行は、他国へのエクスポージャーが国内のエクスポージャーの一種とみなされることになるため、好条件な資本規制が適用される。

ビルロワドガロー総裁は記者団に対し、EU財務相の合意について「非常に良好な一歩だった」と評価。ただ「今年は欧州の金融部門の統合に向け一段の努力を継続する」とし、次なる措置として単一破綻処理基金(SRF)の迅速な発足が必要になると指摘。「SRFが完成すれば、国境を越えた銀行・保険グループの合併に向けた良好な環境が整う」と述べた。

フランス国内の情勢については、企業と家計の借り入れが急増していることに改めて懸念を表明。金融安定委員会が来月、銀行に資本の積み増しを要請するなどして対応する方針であることを明らかにした。

こうした対策は借り入れの抑制ではなく、将来的にクレジットサイクルが悪化しても銀行の融資継続を可能にするための措置となると説明した。

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