September 19, 2019 / 12:37 AM / a month ago

FOMCこうみる:ややタカ派の印象、年内1回の追加利下げへ=AB 駱氏

[東京 19日 ロイター] -

<アライアンス・バーンスタイン 債券運用調査部長 駱 正彦氏> 米連邦公開市場委員会(FOMC)では予防的利下げを行ったことを確認できた。全体的に中立からややタカ派寄りの印象だ。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は8月会合での反省を踏まえて、「サイクル半ばでの調整」という文言を避けながら、慎重に記者会見に臨んだ。米国経済については悲観的な見方を示しておらず、経済指標次第で対応するという文言を使うことで、リスクマーケットには不確実性を与えずに、経済が鈍化した場合は対応するとの姿勢を示した。われわれは、経済が今後やや鈍化してくると予想しており、FRBは年末までにあと1回の追加利下げを行うとみている。 米中貿易摩擦問題については、10月1日の中国の国慶節(建国記念日)までは鎮静化するとみており、ややポジティブなトーンが出てくる可能性がある。このため、米債券の売り圧力が強まる可能性があるが、米10年債利回りは2.0%までの上昇にとどまるだろう。米中貿易問題については、楽観的に考えても最低限のディールにとどまるとみており、金利上昇を抑える要因となる。 きょうは日銀金融政策決定会合を控えるが、欧州中央銀行(ECB)もFRBもそこまでハト派的な姿勢を示さなかったことから、日銀もおそらく前回と同じトーンを維持しつつのぞむのではないか。われわれは、ドル/円が100円を割らない限り、日銀が追加緩和に踏み切らないと想定している。黒田日銀総裁が懸念を示していた超長期債の金利水準についても、短期的には米金利につれて上昇していくだろう。10年最長期国債利回り(長期金利)は当面、マイナス0.10-マイナス0.20%の間で推移するとみている。

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