March 22, 2018 / 12:13 AM / a month ago

FOMCこうみる:市場に一定の安心感、米通商政策に関心シフト=三井住友AM 市川氏

[東京 22日 ロイター] -

<三井住友アセットマネジメント シニアストラテジスト 市川雅浩氏>

全体的にはそれほどタカ派的ではなかった。マーケットには一定の安心感を与える内容だ。ニューヨーク市場はドル安、米長期金利低下、米株安で取引を終えた。FOMCの終了を受け、ポジション調整的な動きが出たとみている。トレンドとして継続するといった可能性は今のところは低いだろう。

ドット・チャートは全体的に上方修正され、これだけみればタカ派的だ。一方、パウエル議長の記者会見では、従来の見方が繰り返された。インフレ率見通しは小幅な修正にとどまった。緩やかなペースでの利上げを正当化できる内容だ。もし市場がタカ派的だと解釈していれば、長期金利はもっと上昇し、米国株の下げもきつくなるはずだ。長期金利の動きはとりあえず落ち着いている。米国株も、ほどなく落ち着きを取り戻すのではないか。

為替はリスク回避的な動きはみられないが、ドル/円の方向感も出ていない。日本株に対しては為替の追い風はないものの、米国株が落ち着くこと自体はプラスだ。今後の波乱要因は米国の通商政策。(トランプ米大統領が)中国に対する対応措置を発表すると伝わっており、このあたりがFOMC後のリスク材料となる。

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