September 27, 2018 / 1:10 AM / 20 days ago

FOMCこうみる:政策金利が中立水準に近づく=みずほ証 丹治氏

[東京 27日 ロイター] -

<みずほ証券・チーフ債券ストラテジスト 丹治倫敦氏>

米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文で「緩和的」の文言が削除された。パウエル議長は「金利の道筋を示したものではない」と説明したが、政策金利が中立水準に近づいているとの認識を市場に与えた。

ドットチャートは中央値に変化は見られなかった。しかし、20年の分布をみると、従来から二極化が進んだ。3.625%のドットが6個に増えた一方で、3.125%以下のドットも増加。ハト派の参加者が前回より低い水準での利上げ打ち止めを見込んでいることがうかがえる。また今回から追加された21年末の分布は、中央値が20年末と同様の3.375%で、中央値だけを見れば、政策金利据え置きが中心的な予想ということになる。

市場は引き続き来年2回程度の利上げしか織り込んでいない。ドットチャートよりも早期の利上げ停止を想定しているとみられている。FRBと市場の乖離は、インフレが加速感に欠ける中で、中立金利以上に政策金利を引き上げることに対する市場の根強い懸念を反映したものと考えられる。

来年は複数のハト派委員に投票権が回るなど市場の見方をサポートする材料もある。米長期金利は、継続的に上昇する可能性が低く、当面2.7─3.1%のレンジで推移するのではないか。

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