October 31, 2019 / 1:29 AM / 17 days ago

FOMCこうみる:米中協議の先行き懸念でブル・フラット化=モルガン・スタンレーMUFG 杉崎氏

[東京 31日 ロイター] -

<モルガン・スタンレーMUFG証券 エクゼクティブディレクター 杉崎弘一氏>

ニュートラルという印象だ。声明文では「適切に行動する」という文言が削除され、前回と比べるとタカ派的。ただ、2.0%を上回るような物価上昇率がみられない限りは、FRBとして利上げパスに入ることはないことが示された。政策金利は当面据え置きになるだろう。

注目すべき点は、米国債のイールドカーブがブル・フラット化したことだ。リスクオンの環境下で、政策金利が現状維持という形になれば、カーブはスティープニングしてもいいはずだ。ブル・フラット化したということは、市場は米中通商協議の先行きを懸念しており、明るい未来を描けないということだろう。 米10年債利回りは2.0%の水準までは届かないという印象だ。米中通商協議で明確な合意がない限り、そこを抜けることは難しいだろう。円債も、米国債の動きにつられることから、金利上昇余地は限定的となるだろう。

10年最長期国債利回り(長期金利)は当面、マイナス0.10-マイナス0.25%のレンジで推移するとみている。仮に、米中通商協議が9月の関税を完全に撤廃して合意に至るなど、明るい未来がみられた場合、レンジ感が大きく変わる可能性はある。

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