July 11, 2019 / 12:57 AM / 5 days ago

FRB議長議会証言こうみる:市場追認、資産縮小停止が次の焦点=シティ 藤木氏

[東京 11日 ロイター] - <シティグループ証券 G10金利ストラテジスト 藤木 智久氏>

市場の利下げ予想を追認する内容になった。7月は25bpの米利下げがメインシナリオだ。現在、市場が織り込んでいるコンセンサスは年内50bpの利下げ。これを超える大幅な金融緩和の可能性があるのかどうか、7月末のFOMC(米連邦公開市場委員会)での投票数などから見極めることになる。

今後のもう1つのポイントは、FRB(米連邦準備理事会)が利下げモードに入ったことで、現在進めているバランスシートの縮小を止める可能性が出てきたことだ。償還分を再投資することになれば、市場から再び米国債を買い始めることになろう。7月利下げなら、早ければ8月にも動きが出る可能性がある。

パウエル議長の議会証言を受けた米債市場で、ツイスト・スティープ化が起きた。利下げが米国経済やインフレ期待を押し上げるとの見方もあるようだ。ただ、米国の10年債金利はいまや、先進国でも最も高い水準となっている。投資家からの根強い需要を背景に米長期金利は上がりにくい状況が続くのではないか。

日銀は今月の決定会合では政策を維持するとみている。7月の米利下げが50bpではなく25bpの可能性が大きいこと、ECB(欧州中央銀行)がまだ動いていないこと、などがその理由だ。ただ、9月以降に政策変更の可能性があるのかないのか、ここも今後のマーケットの大きな焦点になってくる。

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