October 17, 2019 / 11:14 PM / a month ago

FRB、必要に応じて短期市場安定化措置を調整へ=NY連銀総裁

[17日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀(NY連銀)のウィリアムズ総裁は、連邦準備理事会(FRB)は銀行システムの流動性を強化する措置を講じながら資金需要への対応策について学んでおり、必要に応じて政策手段を調整すると表明した。ファンド業界団体が主催したイベントで語った。

ウィリアムズ総裁は9月半ばに見られた資金ひっ迫の原因となった現象は想定通りだったとし、9月半ばを期限とする法人税納付や国債入札決済は、市中銀行の準備預金の需要を高めるとNY連銀は認識していたと述べた。

ただ、支払額の規模や短期金利への影響は「最近の経験とは異なっていた」と述べた。

短期金融市場の不安定化を受け、金融調節を担うNY連銀は、レポ市場での公開市場操作(オペ)を通じて大量に資金を供給し、金利の安定を図ってきた。

FRBは前週、レポ取引を通じた臨時の資金供給を来年1月まで継続すると表明した。また、銀行システムの準備預金の量を強化するため、月額約600億ドルの短期国債の買い入れを行うと発表した。

ウィリアムズ総裁は、民間銀行の準備預金量が9月初旬の水準を下回った際に短期金融市場にストレスが生じたが、臨時オペによって準備預金が再び増えるとストレスが緩和されたことに当局者は気づいたと説明。これが、FRBによる短期国債の買い入れを通じて準備預金の量を拡大する措置を取るきっかけとなったという。

「われわれの公開市場操作は、フェデラルファンド(FF)金利の実効レートを誘導目標レンジの範囲内に収めることに成功し、短期金融市場の安定を確保した」とした上で「最近の経験は、潤沢な準備預金の枠組みを効果的に運用する上で、重要な教訓をもたらした」と語った。

景気についてウィリアムズ総裁は、世界経済は常に変化しており、労働力構成も劇的に変化してきたと指摘。また、経済指標を取り巻く不透明感はなお強いとした。

FRBは景気が落ち込んだ場合、資産買い入れやフォワードガイダンスを含む多くの措置を講じることが可能と述べた一方で、金融政策は貿易関連や地政学的な問題を打ち消したり変更することはできないとの見方を示した。

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