March 29, 2019 / 12:12 AM / 22 days ago

NZ中銀の姿勢転換、市場は焦点が何かを理解している=総裁

[ウェリントン 29日 ロイター] - ニュージーランド準備銀行(中央銀行)のオア総裁は29日、中銀が今週、予想外の緩和姿勢に転換したことに対する市場の反応について、中銀が何を焦点にしているのかを市場が理解していることが示されたと評価した。

中銀は27日の政策決定会合で金利を据え置くとともに次の政策変更は利下げの可能性が高いとの見方を示した。この姿勢の変化は市場にとってサプライズとなり、NZドルは大幅安となり、国債先物は急上昇した。

オア総裁はウェリントンでの講演後に受けた質問に対し、「(決定会合の)討議結果に関しては、われわれが何に力点を置いているかを市場が理解していることが示されたことに私は満足している」と表明。

「金融市場がわれわれを注視し、われわれが市場を注視するだけなら鏡を見ているようなもので、何も学ばないことになる。それ故、市場は将来を見据えてわれわれが何を達成しようとしているかを懸命に学ぶ必要がある」とした。

総裁は講演で今後のニュージーランドの金融政策の枠組みについて説明。

同国政府は28日、中銀に新たに設置する金融政策委員会(MPC)のメンバー7人を発表、4人は中銀の職員、3人は外部の人材となった。

中銀は、これまで総裁のみが金利決定権限を持っていたが、次回5月8日の政策決定からはMPCで政策金利を決定する。

中銀の目標は従来通りで、中期のインフレ率を1─3%とし、持続可能な最大限の雇用を実現することを目指す。

オア総裁は、ニュージーランドは、安定的に低いインフレ率、低い失業率、広範な金融安定を享受しているが、こういった好ましい状況を当たり前と思ってはならないと指摘。

「現状維持を目指すのに加え、中銀の政策運営において新たな経済の長期的重要課題に直面している」と説明。グローバル経済の相互依存、影響力が大きい金融機関、高水準の債務負担などへの対応を課題として挙げた。

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