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OECD世界経済見通し、17年成長率3.5% 日本は1.6%へ上方修正
2017年9月20日 / 09:03 / 1ヶ月後

OECD世界経済見通し、17年成長率3.5% 日本は1.6%へ上方修正

    [東京 20日 ロイター] - 経済協力開発機構(OECD)は20日、四半期に
一度の世界経済見通しを公表した。2017年の世界経済成長率は前年比3.5%と前回
6月時点の見通しを据え置いた。地域別では米国が据え置き、日本と欧州、中国、ロシア
を引き上げ、インド、ブラジルを引き下げた。
    
  米国経済は個人消費と設備投資の改善がけん引んするが、財政支出と規制改革が18
年の成長率のかさ上げに資するかは不透明としている。
    
    <日本、財政信認のため消費税引き上げ必要>
    
    日本は公共投資とアジア向け輸出の増大から17年前半の成長率が拡大したことで、
従来見通しを上方修正した。18年は企業収益の拡大が設備投資を押し上げるとみている
。
  日本に対しては、財政の持続可能性への信認を強めるため、具体的な歳出削減策増税
策などにコミットすべきと指摘。消費税率の段階的引き上げも提唱している。
    
  欧州は、ドイツ・フランス・イタリアで雇用拡大と金融政策の効果、政治的不安定材
料の減少などから成長率が加速したことを受け、従来見通しを引き上げた。インドは、通
貨廃止と財・サービス税導入の影響を勘案し下方修正したが、長期的には財・サービス税
が投資と生産性、経済成長を高めるとみている。
    
    OECD 経済見通し
    (前年比%、*は6月予測からの修正幅)
               2016        2017              2018
                     今回      *      今回      *
 世界           3.1       3.5       0       3.7     0.1
 米国           1.5       2.1       0       2.4       0
 欧州           1.8       2.1     0.3       1.9     0.1
 ドイツ         1.9       2.2     0.2       2.1     0.1
 フランス       1.1       1.7     0.4       1.6     0.1
 イタリア         1       1.4     0.4       1.2     0.4
 日本             1       1.6     0.2       1.2     0.2
 カナダ         1.5       3.2     0.4       2.3       0
 英国           1.8       1.6       0       1.0       0
 中国           6.7       6.8     0.2       6.6     0.2
 インド*        7.1       6.7    -0.6       7.2    -0.5
 ブラジル      -3.6       0.6    -0.1       1.6       0
 ロシア        -0.2         2     0.6       2.1     0.5
 G20         3.2       3.7     0.1       3.8       0
    *4―3月
    

 (竹本能文)
  

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