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シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドルは週間で今年最大の上げへ、米指標受け

[シンガポール 12日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルが週間で今年最大の上昇率を記録する水準にある。予想を下回る米物価指標を受けて米連邦準備理事会(FRB)による大幅利上げの観測が後退し、リスク選好の動きが強まった。

豪ドル/米ドルは0.14%安の0.7095米ドル。オーバーナイトでは2カ月ぶりの高値となる0.7136米ドルを付けた。週間の上昇率は2.65%。

NZドル/米ドルは0.05%高の0.6431米ドル。オーバナイトでは2カ月ぶりの高値(0.64625米ドル)を付けた。週間でほぼ3%の上昇となっている。

11日に発表された米国の7月の卸売物価指数(PPI)は予想外に低下し、インフレの鈍化が示された。米新規失業保険申請は2週連続で増えた。

10日には7月の米消費者物価指数(CPI)が予想を下回り、リスク資産が買われた。

オーストラリア・コモンウェルス銀行(CBA)の通貨ストラテジスト、キャロル・コング氏は足元は米ドルが下落しているが、次回の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け市場が利上げ期待を引き上げるのに伴い米ドルが戻し、豪ドル・NZドルの上昇は持続しないと予想。

豪ドル・NZドルには「引き続き下振れリスクがある。世界経済の見通しは悪化している」と述べた。

FRBの大幅利上げ観測が後退したのに伴い、オーストラリア準備銀行(中央銀行)による積極的な引き締めの確率も引き下げられ、市場が織り込む来月の50ベーシスポイント(bp)利上げの確率は38.8%となった。

一方、市場はNZ準備銀行(中銀)が来週、政策金利を50bp引き上げて3%とすることを完全に織り込んでおり、75bpの利上げの確率も11.5%となっている。

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