[上海 1日 ロイター] - 中国株式市場は反落。世界経済の先行き懸念を背景と するアジア株安に追随した。ただ国内経済が新型コロナウイルス流行の影響から立ち直る 兆しを見せ、主要指数は5週連続で上昇した。香港市場は休場。 上海総合指数終値は10.9788ポイント(0.32%)安の3387. 6373、上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI30 0指数は18.293ポイント(0.41%)安の4466.718。 週間では上海総合が1.3%上昇、CSI300は1.6%上昇した。 財新/マークイットが発表した6月の製造業PMIは51.7と前月の48.1から 上昇し、景況改善・悪化の分岐点となる50を4カ月ぶりに上回った。 非鉄金属株、インフラ関連株、建設技術株が 0.8─1.9%上昇。国務院(内閣)が3000億元(447億8000万ドル)の特 別債を発行して主要プロジェクトの資本を増強するか、特別債を財源とするプロジェクト につなぎ融資を提供する方針を示したとする前日の国営メディアの報道を好感した。 観光株は5%近く下落。ただコロナ関連規制の緩和を受け週間では7. 5%上昇した。 不動産開発株は0.7%安。ただ週間では8.2%上昇した。 中国 終値 前日比 % 始値 高値 安値 上海総合指数<.SS 3,387.637 - 10.978 - 0.32 3,400.26 3,404.052 3,378.362 EC> 3 8 16 3 1 前営業日終値 3,398.616 1 CSI300指数 4,466.718 - 18.293 - 0.41 4,489.52 4,500.985 4,449.291 0 前営業日終値 4,485.011 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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