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エーザイが大幅高、アルツハイマー薬の思惑で上下

エーザイが大幅高となっている。写真は、同社のロゴ。2018年3月8日に都内で撮影。(2022年 ロイター/Issei Kato)

[東京 30日 ロイター] - エーザイが大幅高となっている。米医薬品バイオジェンと共同開発するアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」の臨床試験で、大出血が併発した死亡例について「レカネマブに起因する死亡ではないと評価した」との見解を示し、手掛かりになった。アルツハイマー病臨床試験会議で試験結果を発表した。

株価は発表直後に2%安に下落した後、一時5.4%高に反発し、激しく上下した。市場では「関連するニュースで株価が振らされる局面はあり得るが、基本的には期待の方が大きい」(三木証券の北沢淳商品部投資情報グループ次長)との声が出ていた。

エーザイのアルツハイマー薬を巡っては、「アデュカヌマブ」への期待感から株価は21年6月に一時1万2000円超に上昇した経緯があり「(レカネマブの)フル承認に向けて1万円を試してもおかしくない」(北沢氏)との見方も出ている。

同社は試験結果の中で、大出血を併発した死亡率はプラセボ(偽薬)投与群とレカネマブ投与群ともに0.1%で、レカネマブ投与群の2例は非盲検長期投与試験で発生し、いずれも重大な合併症と大出血や死亡の一因となる抗凝固薬の使用などのリスク因子があったとしている。

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