[東京 27日 ロイター] - 小糸製作所の値動きが大きい。同社は26日、2023年3月期の連結営業利益予想を前期比12%減の470億円に下方修正しており、決算内容を嫌気した売りが先行した。株価は一時5.4%安に下落した。
その後は、前引けにかけて下げ幅を縮め、プラス圏に浮上。「想定以上には下げておらず、プラス圏に戻したことからも、もともとの期待値が高くなかったのだろう」(みずほ証券の坂口大陸シニアアナリスト)との受け止めが出ている。同社の決算内容を踏まえると「来週以降の自動車部品メーカーの決算内容は厳しいのではないか」(坂口氏)という。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」