[1日 ロイター] - アジア通貨は総じて軟調。米個人消費支出の低迷を受けて景気減速懸念が浮上している。インドネシアルピアは約2年ぶりの安値に下落した。
タイバーツは0.7%安。
インドルピーは0.2%安の1ドル=79.105ルピーと、今週3度目の過去最安値を記録した。
フィリピンペソは0.4%安、シンガポールドルは0.2%安。
ルピアは0.5%下落し、2020年5月以来の安値。1ドル=1万4970ルピアで取引されている。
インドネシアのコアインフレ率は予想を下回った。インドネシア中央銀行のペリー・ワルジヨ総裁はコアインフレ率が鈍化したことを受けて政策の柔軟性が増し、利上げを急ぐ必要がなくなると発言した。
ゴールドマン・サックスはインドネシア中銀が早ければ7月にも利上げを開始すると予想。年内に累計125ベーシスポイント(bp)の利上げがあるとの見通しを示した。
韓国ウォンは0.1%高。RBCは円高が背景である可能性が高いと述べた。
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