December 25, 2018 / 12:59 AM / 6 months ago

再送-為替こうみる:米国巡る政治リスクの高まりで108円台の円高も=FXプライム 上田氏

(記事検索コードを追加しました。)

[東京 25日 ロイター] -

<FXプライムbyGMO 常務取締役 上田眞理人氏>

最近のVIX(恐怖指数)の急騰からも、米国を巡る政治リスクが金融市場で改めて意識されていることがわかる。

米連邦準備理事会(FRB)に対するトランプ大統領の攻撃やシリアからの米軍撤退に関するマティス国防長官との対立、FRBの金融政策に関するムニューシン財務長官とトランプ氏の不協和音、議会との対立がもたらした米政府機関閉鎖など挙げればきりがないが、米政権はこうした政治的混乱の危険度を十分に認識していないようだ。

一方、金融市場は政治リスクを明確に意識しており、それがVIX指数の高騰、株価の急落や債券利回りの低下につながっている。

政治リスクの高まりから景気のピークが前倒しされ、結果として、FRBが追加利上げを実施できない事態に陥るかもしれないが、それは米国にとって決して良いことではない。

さらに米国の政治の混乱は、フランスやドイツなど欧州基軸国の政治的不安定、中国の景気減速などと連動し、グローバルに政治的な悪循環をもたらしている。

ドル/円は、つい最近まで日米株安に反応が鈍く、米国先物市場では円ショートが増えていた。

しかし、足元ではドルがサポートとみられていた110.80円をあっさりと割り込むなど、やっとリスク回避の円買いが広がりつつあるという印象だ。

110円を割り込めば、投機的な円売りの撒き戻しや、売り遅れている実需の参入、直接投資や証券投資にからむロングポジションの円買いヘッジなどが流入するとみられ、早ければ年内にも108円台まで一気に円高が進む可能性があるとみている。

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