[東京 16日 ロイター] -
フジクラが堅調に推移し、連日の年初来高値更新となった。今後も光ファイバーの需要拡大が期待されていることが手掛かりだが、その一方で信用売り残が膨らむなど好需給が株価押し上げの要因となっている。直近の信用残高は、売り残が348万5500株、買い残が182万4200株、信用倍率が0.52倍と将来的な買い戻しが見込める状況だ。
市場では「とりわけ目新しい材料はないが、出遅れ銘柄の一環として買われているようだ。チャートをみると、11月後半から明らかに動きが変わっている」(国内証券)との声も聞かれる。
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