September 10, 2018 / 10:41 AM / 2 months ago

東南アジア株式・引け=シンガポールが1年半ぶり安値、米中摩擦激化を懸念

[10日 ロイター] - 東南アジア株式市場は、シンガポールが1年半ぶりの安値で引けるなど多くが下落した。米国と中国が互いの製品に関税を課し合う貿易摩擦が激化するとの懸念が、投資家心理を圧迫した。

8月の米雇用統計で雇用の伸びが加速したほか、賃金上昇率が9年超ぶりの大きさとなったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げのペースが加速するとの見方が強まったことも、世界各国の株式市場に重しとなった。

KGIセキュリティーズのアナリスト、ジョエル・ヌグ氏は「新興市場は世界的な関税引き上げの動きの懸念から打撃を受けており、今月の連邦公開市場委員会(FOMC)は新興市場に一段の圧力となる可能性がある」と指摘した。

シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)は0.43%安の3120.92と4営業日続落し、2017年3月下旬以来、1年半ぶりの安値を付けた。

OCBC銀行は0.5%安で1年ぶり安値に近い水準で引けた。UOB銀行は0.6%安。

マニラ市場の主要株価指数PSEiは0.03%安の7596.15。一時1.7%安と、7週間ぶりの安値近くの水準まで下げる場面があった。

金融株が下落したものの、消費者株の上昇の勢いが上回った。フィリピン・アイランズ銀行は1.7%安。これに対し、ユニバーサル・ロビナは5.6%高だった。

COLフィナンシャル・グループのアソシエート・アナリスト、チャールズ・ウィリアム・アング氏は、フィリピン通貨ペソの下落に加え、インフレ率が予想以上の高水準となったことも、フィリピンの株式市場に対する投資家の懸念が拭えない要因になったと指摘した。

ジャカルタ市場は0.35%安の5831.117で終了。バンク・セントラル・アジアは0.4%安、バンク・ネガラ・インドネシアは1%安。

一方、ホーチミン市場のVN指数は0.2%高。不動産のビングループは2.2%高となった。

バンコク市場のSET指数指数は0.12%高の1691.51。クアラルンプール市場は休場だった。 (アジア株式市場サマリー)

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