February 4, 2019 / 6:52 PM / 3 months ago

ECB、1月も伊・仏国債買い入れ継続 キャピタルキー水準さらに超過

[フランクフルト 4日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は、債券買い入れ策終了後に保有する国債を加盟国の出資比率に応じて買い入れる「キャピタルキー」規定に整合する水準に近づけると確約していたにもかかわらず、すでに水準を超えて購入していたイタリアとフランスの国債の買い入れを1月も継続した。ECBが4日公表した統計で明らかになった。

ECBは昨年12月、総額2兆6000億ユーロの債券買い入れ策を終了させたが、ユーロ圏経済の下支えに向け、償還分の再投資は継続するとしていた。

こうした中、ECBはイタリア国債33億ユーロと、フランス国債25億ユーロの買い入れを実施。ただ1月はスペイン、オランダ、ドイツ各国の国債が償還を迎えたためにこうした買い入れは相殺され、ECBの全体の保有額は変化しなかった。

ECBは大規模な償還の前後にはこうした調整を計画的に行っているが、これによりECBが保有するイタリアとフランスの国債はキャピタルキー規定が定める水準を一段と超える結果となった。

ECBは昨年12月、償還分の再投資を実施する間、各国の国債をキャピタルキーに見合う水準まで低下させる姿勢を示していた。

ロイターの試算によると、ギリシャを除いて計算した場合、ECBは保有するイタリア国債3687億ユーロのうち300億ユーロ以上を削減する必要がある。ギリシャを含めた場合、約400億ユーロのイタリア国債を削減する必要がある。

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