April 17, 2019 / 6:47 AM / 3 months ago

上海外為市場=人民元は上昇、中国第1四半期GDPが予想上回る

[上海 17日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、ドルに対して上昇。第1・四半期の中国国内総生産(GDP)が予想を上回ったことを受けて地合いが改善した。

中国国家統計局が17日発表した第1・四半期のGDPは前年比6.4%増加して第4・四半期と伸びが一致、市場予想を上回った。鉱工業生産の増加が寄与した。

みずほ銀行(香港)のアジア担当シニア為替ストラテジスト、ケン・チョン氏はリポートで、堅調なデータは中国経済の回復を示し、「積極的な財政・金融緩和」が実を結んでいることを示す早期のサインだと指摘。中国とその他の国々の経済成長の格差が引き続き人民元を下支えするとの見方を示した。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の基準値(中間値)を6.7110元に設定。前営業日の6.7097元よりも13ポイントの元安水準となった。

スポット市場の元は6.7100元で取引を開始。中盤時点では6.7056元と、前営業日終値比で72ポイントの元高、基準値比で0.08%の元高。

一部トレーダーは、好調な経済指標とドル指数の安定が人民元の支援材料になるとの見方を示した。ただ、元は17日の取引では企業のドル需要を背景に1ドル=6.7元の強力な抵抗線に直面した。

中国は減速する経済成長の支援に向けて財政政策措置を打ち出し、銀行システムに流動性を供給してきた。また堅調な経済指標が相次いだことを受け、一部投資家は中国の最近の金融緩和が終わりに近づいている可能性があるとみている。

コメルツ銀行(シンガポール)のアジア新興国市場担当シニアエコノミスト、周浩氏は「人民銀行が追加緩和措置を当面控え、現在の政策が経済を安定させるために十分かどうか見極めることは道理にかなっている」と指摘した。「このため当面は、最低預金準備率がさらに引き下げられる可能性は低い」と述べた。

オフショアの人民元は中盤時点で1ドル=6.7068元。

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