October 31, 2019 / 5:49 AM / 14 days ago

上海外為市場=人民元上昇、月間では1月以来の大幅な上げへ

[上海 31日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は上昇し、約2カ月半ぶり高値をつけた。米連邦準備理事会(FRB)の利下げを受けてドルが下げたことが背景。中盤時点の水準でこの日の取引を終えれば、月間では1.5%高となり、1月以来の大幅な上げとなる見通し。

中国人民銀行(中銀)は、この日の基準値(中間値)を7.0533元に設定。前日の基準値7.0582元に比べて49ポイントの元高だった。

国内スポット市場で人民元は7.0450元で取引を開始。一時7.0411元まで上昇し、8月19日以来の高値を付けた。

中盤時点では、7.0443元と、前日終値比117ポイントの元高。

FRBが30日に今年3度目の利下げを決めたことで、ドルは下落した。

米中通商摩擦が解消されつつあるとの期待も人民元を支援している。

アクシトレーダーのストラテジスト、ステファン・イネス氏は、ドルの軟調や、米中が来月の「第1段階」の通商合意文書署名に向け順調に進んでいるとのムニューシン米財務長官のコメントを取りあげ、通商協議がついにまとまるとの期待が高まったと指摘した。

市場参加者によると、チリが来月首都サンティアゴで開催を予定していたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の中止を決定したことはセンチメントに影響しなかった。米中はAPEC首脳会議で「第1段階」の通商合意文書に署名すると見込まれていた。

中国の10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が、景況拡大と悪化の分かれ目となる50を6カ月連続で下回り、予想以上に悪化したことを受けて、人民元の上値は抑えられた。

中国人民銀行(中央銀行)は31日、この日の公開市場操作(オペ)を見送ると発表した。見送りは4日連続。「標的型中期貸出制度(TMLF)」を通じた資金供給を10月は見送った格好だ。見送りは1月の制度開始後初めて。

オフショア人民元は1ドル=7.04元。

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