June 19, 2018 / 4:57 AM / a month ago

シドニー外為・債券市場=豪ドルが1年ぶり安値、米中貿易紛争激化で世界経済に懸念

[シドニー/ウェリントン 19日 ロイター] - オセアニア外国為替市場ではオーストラリアドルが対米ドルで1年ぶりの安値を付けた。米国と中国の貿易紛争が激化し、世界経済の見通しに懸念が強まっていることが背景にある。

豪ドルは直近で1豪ドル=0.7408米ドル。一時0.7394米ドルと2017年6月以来の安値に沈んだ。

主要な支持線は昨年6月上旬に付けた0.7372米ドル、次が同年5月に付けた二重底の0.7329/7333米ドル。

ニュージーランドドルは1NZドル=0.6937米ドルと比較的堅調。中国や他の新興国市場の下落に備えて、投機筋はNZドルよりも流動性の高い豪ドルを売り持ちにしているとみられる。

米金利が豪金利の水準を上回り、その差が今後拡大していくとの見方も豪ドルの売り圧力となっている。

オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)が19日公表した6月の理事会の議事要旨によると、中銀は経済成長と賃金についてより楽観的ではあるものの利上げを急がない姿勢を示した。

ウエストパックのアナリスト、エリオット・クラーク氏は2019年半ばまでに米国とオーストラリアの金利差が112ベーシスポイント(bp)へ拡大し、近代史上で最大の水準になると予想した。

「米国のインフレリスクと財政見通しを巡る不透明感により、米国債の利回りが豪国債を大きく上回り、米ドルをさらに支援する」と分析し、「豪ドルは2019年3月までに0.7200米ドルまで下落し、同年下半期中に0.70米ドルを試すとみている」と述べた。

10年物豪国債利回りは質への逃避が強まる中2.63%まで低下し、米10年債を26bp下回った。

豪国債先物はしっかり。3年物が2ティック高の97.885、10年物は4.5ティック高の97.360。

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