July 3, 2018 / 5:20 AM / 5 months ago

上海外為市場=人民元、約1年ぶり安値 国有銀行がドル売り

[上海 3日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は下落。約1年ぶりに1ドル=6.7元を超えて元安が進んだ。市場関係者によると、これを受け、国有銀行が人民元支援のためドル売りを出した。

市場では、米中貿易摩擦への懸念が強まっている。米政府は今月6日付で中国からの輸入品340億ドル相当に対し関税を適用する。中国政府も報復関税を発動する意向を示している。

元は一時2017年8月7日以来の安値となる1ドル=6.7204元まで下落。2017年8月9日以降で初めて6.7元を超える元安となった。元は6月中旬から対ドルで4%以上値下がりしている。

市場筋4人によると、中国の複数の大手国有銀行は人民元を支援するため、フォワード取引でドルを買い、直後にスポット市場でドルを売却しているもよう。

市場関係者によると、大手国有銀行は人民銀行の委託を受けて、銀行間為替市場で取引を行うことがある。

人民銀行のコメントはとれていない。

上海の国内銀行のトレーダーは「国有銀行が行き過ぎた元安を防ごうとしているようだ」と述べた。

人民銀行はこの日の基準値を1ドル=6.6497元に設定した。これは約10カ月ぶりの元安水準。

みずほ銀行(香港)のアジア為替担当ストラテジスト、Ken Cheung氏は「きょうは元にとって重大な日となった」と述べた。

人民銀行の潘功勝副総裁は3日、人民元相場について、中国は「妥当な水準」で基本的な安定を維持できると確信していると発言。

上海の国内銀行のトレーダーによると、この発言を受けて、市場の懸念がやや和らいだ。

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