January 16, 2020 / 5:49 AM / 13 days ago

上海外為市場=人民元小幅高、米中の「第1段階」合意で安心感

[上海 16日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は小幅上昇。米中が「第1段階」の通商合意に署名したことを受けて安心感が広がった。ただ、合意では多くの課題が未解決となったことから、市場では慎重な見方も出ている。

米中が署名した第1段階の合意では、両国が過去1年半に互いに発動した関税の大部分は維持され、摩擦の原因となった構造的な問題も未解決のままとなった。

人民元は中盤の時点で0.1%高の1ドル=6.8848元。通商合意署名を受けた安心感に加え、基準値の元高設定が支援材料となった。

人民銀行(中央銀行)は、この日の人民元の基準値(中間値)を1ドル=6.8807元と、2019年7月26日以来の元高水準に設定した。

オフショア人民元も0400GMT(日本時間午後1時)前後の時点で約0.1%高の6.8868元。

BNPパリバ(北京)のシニア中国エコノミスト、ジャクリーン・ロン氏は第1段階合意の為替部分について、おおむね市場の予想通りだったと指摘。

「為替合意で目立ったのは、両国が金融政策で互いの独立性を尊重するという内容だ。市場では中国が人民元を特定のレンジに維持することを約束し、金融政策の余地を狭めるのではないかとの懸念もあったが、そうした懸念が後退した」と述べた。

第1段階の合意では、中国が市場原理に基づく通貨を維持することが求められているが、中国系銀行のトレーダーは、当局の為替政策に影響は及ぼさないとみている。

このトレーダーは、人民銀が引き続き日々の基準値設定で、元相場の変動を抑制するため必要に応じてカウンターシクリカル要因を用いる可能性が高いとの見方を示した。

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