April 30, 2020 / 4:41 PM / a month ago

ユーロ圏金融・債券市場=独国債利回り1カ月半ぶり低水準、ECB理事会受け

    [ロンドン 30日 ロイター] - 
 <金利・債券>                                        
 米東部時間12時                                        
 11分                                      
 *先物          清算値  前日比  前営業日  コード
                                     終盤  
 3カ月物ユーロ  100.34   +0.01    100.33         
 独連邦債2年物  112.30   +0.10    112.20          
 独連邦債5年物  135.95   +0.56    135.39          
 独連邦債10年  174.43   +1.37    173.06          
 物                                        
 独連邦債30年  219.20   +4.14    215.06          
 物                                        
 *現物利回り    現在値  前日比  前営業日  コード
                                     終盤  
 独連邦債2年物  -0.769  -0.062    -0.709            
 独連邦債5年物  -0.764  -0.093    -0.671            
 独連邦債10年  -0.585  -0.090    -0.492             
 物                                        
 独連邦債30年  -0.176  -0.094    -0.082             
 物                                        
 
    
    ユーロ圏金融・債券市場ではドイツ国債利回りが1カ月半ぶりの水
準に低下。欧州中央銀行(ECB)がこの日の理事会で大幅な政策変更
を控えたことを受けた。
    ECBは30日に理事会を開催し、新型コロナウイルス危機への対
応として、必要に応じて量的緩和(QE)を拡大する用意があると表明
した。一方、通常の資産買取対象にジャンク債(投資不適格債)を含め
るかどうかについては議論しなかった。
    市中銀行への長期資金供給の際に適用する金利はマイナス1%に引
き下げるほか、新たにパンデミック緊急長期資金供給オペ(PELTR
O)を行うとした。資産買取制度は、先に導入したパンデミック緊急購
入プログラム(PEPP)を含め、現状を維持した。
    一部のアナリストは、投資適格級を最近失った発行体の債券まで買
い入れ対象を拡大すると予想していた。
    INGのチーフエコノミスト、カーステン・ブレセスキ氏は「他の
全ての政策を維持したことは、ECBが最近取った措置を評価したいと
考えていることを示唆する。また、今日のGDP(域内総生産)データ
でユーロ圏における危機がいかに深刻かが初めて分かったことから、万
一の備えも必要だ」と述べた。
    欧州連合(EU)統計局が発表した第1・四半期のユーロ圏GDP
速報値は前期比3.8%減少し、1995年の統計開始以来、最大の減
少率を記録した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、3月に大部
分の経済活動が停止した。
    ECB理事会を受け、大半のユーロ圏債券が買われ、ドイツの10
年債利回りはマイナス0.57%と、3月中旬以来の水準
まで低下した。
    ジェフリーズの欧州金融エコノミスト、マルシェル・アレクサンド
ロビッチ氏は、ECBの債券購入について「一般的に言えば、(総裁会
見)はハト派的で、ECBはQE拡大に向けて準備をしている」との見
解を示した。
    ラガルド総裁は、あらゆる手段を用いて柔軟に対応する用意がある
と強調した。
    イタリア2年債利回りは8ベーシスポイント(bp)低
下の0.56%。会見開始時には一時15bp下落する場面もあった。
10年債利回りは4bp上昇の1.81%。
    ジェフリーズのアレクサンドロビッチ氏は、ECBの新たなPEL
TROの詳細がイタリアの短期債を支えた可能性があるとし、「市場は
この資金の多くが短期債に流れると結論付けつつある」と述べた。
    イタリアとドイツの10年債利回り格差は236b
pまで拡大し、S&Pがイタリアの格付けを見直した24日以来、最も
拡大した。

    
 (ーからご覧ください)

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