May 7, 2020 / 5:45 AM / in a month

上海外為市場=元は1カ月ぶり安値から反発、中国輸出増を好感

[上海 7日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで1カ月ぶりの安値を一時付けたが、この日発表された4月の貿易統計で輸出が予想を大幅に上回ったのが好感され、持ち直している。

税関総署が発表した貿易統計によると、4月の輸出はドル建てで前年比3.5%増と、大幅な減少を見込んだ市場予想に反して増加した。新型コロナウイルス感染拡大を受けた行動制限が緩和され、工場の操業が再開したことの好影響が出た。

為替トレーダらは、中国人民銀行(中央銀行)が設定した人民元の対ドル基準値(中間値)が予想よりも元高だったことも市場心理の改善につながったと指摘。

基準値は1ドル=7.0931元と、前営業日基準値(7.069元)と比べて241ポイント(0.34%)の元安水準だった。

国内スポット市場の元は7.1050元で取引を開始後、一時7.1087元と、4月2日以来の元安水準を付けた。

しかしその後、すぐに下げ分を全て取り戻し、中盤時点では7.0965元と、前営業日終値比70ポイントの元高。

トレーダーによると、予想より好調な貿易統計に加え、一部企業によるドル売りが元相場を支えた。

ただ、市場関係者の多くは、最近の米中間の緊張の高まりが再び元相場を圧迫する可能性があると分析。

キャピタル・エコノミクスの中国担当シニアエコノミスト、ジュリアン・エバンズ・プリチャード氏はリポートで、米中の第1段階の貿易合意が近く崩壊する可能性があるため、「米国による対中追加関税のリスクは無視できない」とした。

トランプ米大統領は6日、中国が1月に署名した第1段階の貿易合意を順守しない可能性があるとし、今後1─2週間中に中国が順守するか明らかにできるだろうと語った。

オフショア市場の人民元は中盤時点で7.1145元。

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