June 9, 2020 / 6:01 AM / a month ago

上海外為市場=人民元は1カ月半ぶり高値から後退、基準値が重し

[上海 9日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、前日に付けた約1カ月半ぶりの高値から押し戻されている。人民元の対ドル基準値(中間値)が市場予想よりも元安水準に設定されたことが背景。

中国人民銀行(中央銀行)は9日、人民元の対ドル基準値を1ドル=7.0711元に設定。前日基準値(7.0882米ドル)比では171ポイント(0.24%)の元高。

基準値は5月6日以来の元高水準だったものの、市場予想よりも元安となり、当局が最近の元の大幅上昇について心地良く思っていない可能性があるとの見方が高まった。

基準値はロイター予測(7.0626元)と比べ85ポイント元安だった。

人民元は今月に入り、対ドルですでに0.8%超上昇している。

国内市場の人民元は1ドル=7.0702元で取引を開始した後、中盤時点では7.0779元と前日終値比78ポイントの元安。基準値が地合いを圧迫した。

前日は一時7.0683元まで上昇し、4月30日以来の高値を付けた。

一部のトレーダーによると、海外に上場する一部企業はオフショアの株主に中間配当を支払う必要があるため、法人顧客がドルの大量買いに動いたという。

ただ、アナリストらはドルが今後さらに下落し、人民元に一段の上昇余地が生じる見込みだとしている。

スコシアバンク(シンガポール)の通貨ストラテジストはリサーチノートで「世界各国の景気浮揚策や、米中間の緊張や新型コロナウイルス感染拡大の第2波を巡る懸念の後退を背景にしたリスクオン地合いが持続する中、ドル指数は95に向けてさらに低下する見通しだ」との見方を示した。

オフショア人民元は1ドル=7.0745元。

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