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上海外為市場=人民元1週間ぶり安値、上げ一服感やドル上昇で

[上海 11日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで下落し、1週間ぶり安値を付けた。ドル相場が持ち直したほか、年初に大きく上昇した人民元が現行水準で値固めするとの見方が大勢となっている。

ドルは米追加景気対策への期待や米国債利回りの上昇を受けてショートポジションを巻き戻す動きが一部で出たことから、最近付けた数年ぶり安値から持ち直している。

ドルの上昇を反映し、中国人民銀行(中央銀行)はこの日の人民元基準値(中間値)を1ドル=6.4764元と、1週間ぶりの元安水準に設定。前営業日基準値(6.4708元)より56ポイント(0.09%)元安となった。

国内スポット市場の人民元は6.4761元で始まり、一時は今月4日以来の元安水準となる6.4926元を付けた。中盤時点では前営業日終値比81ポイント元安の6.4841元。

市場関係者は人民元の下落について、ドル高に加え、昨年対ドルで7%近く上昇した人民元が先週も0.8%超上昇したことを受け、一服感が出ていると指摘した。

人民銀が先週、資本流入を抑制する措置を打ち出したことを受け、元高に対する当局の姿勢を慎重に見極めようという構えも見られる。

OCBC銀行の中華圏担当調査責任者トミー・シー氏は「最近の頻繁な政策微調整は、当局が元高ペースの抑制を望んでいることを示している」とし、今後数週間のドル/人民元は狭いレンジでの値動きになるとの見方を示した。

人民銀行の易綱総裁は国営新華社のインタビューで、中国は人民元相場を基本的に安定的に保つと表明。相場水準の決定には2021年も引き続き市場原理が重要な役割を担うと述べた。

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