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上海外為市場=人民元、一時1週間ぶり安値 米CPI受け

[上海 14日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は朝方、一時1週間ぶりの安値に下落した。米消費者物価指数(CPI)が予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)の積極利上げ観測が強まっている。

ドル指数は2年ぶりの大幅な上昇率を記録。中国人民銀行(中央銀行)は、この日の基準値(中間値)を引き続き予想を上回る元高水準に設定した。

基準値は1ドル=6.9116元で、前日基準値(6.8928元)比190ポイント(0.27%)の元安。市場予想よりも元高だった。

スポット市場のオンショア人民元は1ドル=6.9654元で取引を開始。一時9月7日以来の安値となる6.9738元まで下落した。中盤のレートは6.9645元で、前日終値比45ポイントの元高。

オフショア人民元は午前の取引で一時1週間ぶり安値の6.9850元まで下落。前日の夜間には1カ月ぶりの大幅な下落を記録した。中盤のレートは6.9721元。

市場関係者は、ドル高が続けば、オンショア人民元とオフショア人民元の双方が近く心理的な節目である1ドル=7元の水準を再度試す可能性があると指摘している。

国内銀行のトレーダーは「7元突破は時間の問題だ」と指摘。

外銀トレーダーは6.97元付近が強力な下値支持線になっていると述べた。国有銀行が7元手前で介入し人民元を支える可能性があるとの観測で一部の企業顧客が外貨を売って元を買っているという。

みずほ銀行のアジア通貨担当チーフストラテジスト、ケン・チュン氏は「目先、7元の水準が重要になる。ドル高が進む中でこの水準を突然上抜ければ、市場が一方向の動きとなる可能性がある。特に共産党大会を控えて、人民銀行はこうした展開を避けようとするだろう」と述べた。

人民銀行が15日に実施する中期貸出制度(MLF)オペにも注目が集まっている。市場では金融緩和を停止するとの見方が多い。米金融政策との乖離がさらに拡大すれば、元に一段の圧力がかかり、資本が流出するリスクがあるという。

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