May 29, 2018 / 8:20 PM / 25 days ago

NY外為市場=ドルが対ユーロで10カ月ぶり高値、イタリア政局混迷で安全資産に買い

    [ニューヨーク 29日 ロイター] -    
 ドル/円 NY午後4    108.65/108.67
                  時  
                始値           108.86
                高値           109.10
                安値           108.12
  ユーロ/ドル NY    1.1535/1.1539
             午後4時  
                始値           1.1550
                高値           1.1589
                安値           1.1519
      
    ニューヨーク外為市場ではイタリア政局の混迷が深まるなか、ドルが対ユーロで10
カ月ぶりの高値を更新した。    
    イタリアでは暫定首相に指名されたカルロ・コッタレッリ氏が組閣に向け主要政党の
支持を取り付けられず、7月29日にも再選挙が実施される可能性が浮上。イタリア国債
や株式のほか、ユーロに対する売りが加速し、2010─12年のユーロ圏債務危機を想
起させる事態となっている。
    こうしたなかドルは対ユーロで1.1506ドルと、2017年7月以来の高
値を更新。ドル指数は約0.5%上昇の95.025と、6カ月半ぶりの高水準を
付けた。
    ユーロは対スイスフランと対円でも大きく下落。ユーロ/円は1
24.61円と、10カ月ぶり安値を付けた。      
    市場が「リスクオフ」となるなか円も押し上げられ、ドル/円は約1.2%安
の108.10円と、5週間ぶりの安値を付けた。    
    市場ではイタリアで再選挙が行われれば、ユーロ懐疑派が一段と勢力を伸ばし、イタ
リアのユーロ加盟国の一員としての将来に疑念が生じるのではないかとの懸念が出ている
。
    TD証券(トロント)の北米外為戦略部門責任者、マーク・マコーミック氏は「イタ
リアのユーロ圏離脱(Quitaly)の可能性については、われわれは非常に懐疑的な見方を
持っている」としながらも、市場ではユーロのほか欧州の株式などが売られる展開となっ
ており「こうした流れがすぐにやむとはみていない」と述べた。
    安全資産に資金が流れるなか米国債も買われ、米10年債利回りはこの
日の取引で2.84%と、4月半ば以来の低水準を付けている。

    
 (い)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below