August 28, 2019 / 6:01 AM / in 23 days

上海外為市場=人民元10日ぶり小反発、予想より元高の基準値設定で

[上海 28日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで10営業日ぶりに小反発。中国人民銀行(中央銀行)が基準値(中間値)を市場の予想より元高に設定したことを受け、当局が元安のペースを和らげようとしているとの見方が広がった。

市場取引開始前に発表された対ドル基準値は1ドル=7.0835元と、前日基準値(7.0810元)比25ポイント元安となった。2008年3月18日以来の元安水準を更新したが、トレーダーによると、市場予想よりも大幅に元高の設定となった。

基準値はロイターがまとめた予想(7.1027元)よりも192ポイント(0.27%)元高だった。

複数のトレーダーは、人民銀が基準値を7.1元よりも元高に維持するためカウンターシクリカル因子の活用を強めていると指摘し、人民銀が5月下旬から6月中旬にかけて元安圧力を和らげるため基準値を6.9元より元高に維持した際の状況と似ているとの見方を示した。

国内スポット市場の人民元は7.1575元で開始し、0321GMT(日本時間午後0時21分)時点で前日終値比57ポイント元高の7.1568元。

国内銀のあるトレーダーは、市場参加者の間では7.2元が次の節目との見方が大勢だと語った。

ING(香港)のグレーターチャイナ担当エコノミスト、アイリス・パン氏は、中国が信頼できない外国企業のリストを公表する可能性や、米国との通商協議で強硬姿勢を貫く可能性の2つに言及し、いずれも元安につながると指摘。今年末のドル/人民元相場は7.2元、来年末は7.3元、21年末は再び7.2元と予想した。従来予想はそれぞれ7.1元、7.0元、6.9元としていた。

中国商務省は5月、中国企業の利益を損ねる「信頼できない」外国企業や団体、個人のリストを作成する方針を示している。

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