(配信時間に応じて内容を更新します) [11日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード 中国 上海総合指数 2973.6558 + 25.9452 + 0.88 2954.8189 2980.7875 2943.0137 前営業日終値 2947.7106 中国 CSI300指数 3911.725 +37.086 +0.96 3885.520 3922.369 3868.842 前営業日終値 3874.639 香港 ハンセン指数 26308.44 +600.51 +2.34 25986.82 26393.01 25976.07 前営業日終値 25707.93 香港 ハンセン中国株指 10452.58 +234.09 +2.29 10332.64 10469.22 10332.64 数 前営業日終値 10218.49 韓国 総合株価指数 2044.61 +16.46 +0.81 2048.08 2053.94 2040.48 前営業日終値 2028.15 台湾 加権指数 休場 - - - - - 前営業日終値 - 豪 S&P/ASX指 6606.80 +59.70 +0.91 6547.10 6614.60 6547.10 数 前営業日終値 6547.10 シンガポ ST指数 3113.97 +24.49 +0.79 3104.37 3115.78 3098.90 ール 前営業日終値 3089.48 マレーシ 総合株価指数 1556.84 +4.97 +0.32 1550.96 1558.26 1550.96 ア 前営業日終値 1551.87 インドネ 総合株価指数 6105.800 +82.159 +1.36 6033.322 6109.118 6033.32 シア 前営業日終値 6023.641 フィリピ 総合株価指数 7849.94 +84.91 +1.09 7766.72 7874.16 7749.55 ン 前営業日終値 7765.03 ベトナム VN指数 991.84 +4.46 +0.45 988.57 991.84 987.62 前営業日終値 987.38 タイ SET指数 1626.00 +18.50 +1.15 1613.47 1627.26 1613.08 前営業日終値 1607.50 インド SENSEX指数 38127.08 +246.68 +0.65 37994.48 38345.41 37737.85 前営業日終値 37880.40 インド NSE指数 11305.05 +70.50 +0.63 11257.70 11362.90 11189.40 前営業日終値 11234.55 中国株式市場は上昇して取引を終え、週間ベースではこの5週間で最も大幅な上昇と なった。米中通商協議における進展の兆しが好感された。 週間では、CSI300指数は2.5%上昇、上海総合指数は2.4%上昇した。 この日は幅広いセクターが買われ、金融とエネルギーが上 昇をけん引した。 華創証券は、全般的なバリュエーションの低さを背景に相場上昇が続いていると指摘 。ただ、今後の上昇持続は、国内外で予想以上の緩和政策がとられるかどうかにかかって いるとの見方を示した。 香港株式市場も上昇した。 ハンセン指数、ハンセン中国企業株指数(H株指数)とも9月4日以 来の大幅な上昇だった。週間では、ハンセン指数は1.9%高、H株指数は3%高。 国都香港は、香港市場に影響する主な要因は米中通商協議の行方だとし、交渉が進展 したり、部分合意したりすれば、投資家心理が大幅に押し上げられるとの見方を示した。 エネルギーと不動産が全体の上昇をけん引した。 ソウル株式市場は反発して引けた。米ホワイトハウスが、トランプ大統領が中国の貿 易交渉代表団を率いる劉鶴副首相と11日に会談すると発表したことで、合意への期待が 高まった。 総合株価指数(KOSPI)は一時1.3%上昇した。今週を通じては1.18%高 。 米中閣僚級貿易協議の初日終了後、トランプ氏は「中国との交渉は非常にうまくいっ た」と述べた。この発言が世界の金融市場を押し上げた。 化粧品大手アモーレパシフィック・グループは11.2%急落。同社は 総額2000億ウォン(約1億6831万ドル)相当の優先株を新たに発行すると発表し た。 ウンジン(熊津)とウンジン・シンクビッグはそれぞれ30 %急伸。傘下の家庭用浄水器メーカー・ウンジン・コーウェイの株式取得で 買い手候補が増加しているとの見方から、これら銘柄が買われた。 外国人投資家は611億ウォン(約5142万ドル)相当の買い越し。 シドニー株式市場は上昇して引けた。週間ベースで8月下旬以来の大幅高を記録した 。米中貿易協議から明るい兆候が見られたことで、両国の合意への期待が高まった。 トランプ米大統領が10日に行われた米中の閣僚級貿易協議について「非常に良い内 容だった」と発言したことを受けて市場心理が改善した。ホワイトハウス当局者も協議は 「予想より良かった」と述べたほか、米商工会議所の幹部は通貨面での合意の可能性に言 及した。 S&P/ASX200指数は週間で1.4%高。ただ貿易戦争懸念で大きな取引は手 控えられ、出来高は4月下旬以来の低水準だった。 きょうは金融株が株価全般の上昇を主導。貿易合意への期待はコモディティー(商品 )相場や原油価格を押し上げ、豪エネルギー・鉱業株指数は上昇した。 鉄鉱石大手フォーテスキュー・メタルズ・グループは4.1%高と鉱業株で 特に値上がりした。同社が自社株買い期間を1年延長したことが好感された。 リスク選好の改善で金鉱株の魅力が低下し株価が下落した。 パッケージ大手オローラは2.3%安で終了。前日は豪州ファイバー事業を 17億2000万豪ドル(約11億7000万ドル)で日本製紙に売却すると発表したこ とで急伸していた。アナリストらは売却でオローラの北米事業への依存度が高まると懸念 を表明した。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)