August 22, 2019 / 6:37 AM / a month ago

上海外為市場=元、11年ぶり安値更新 国有銀行がドル売り

[上海 22日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで11年ぶりの安値を更新した。

大手国有銀行はスポット市場とフォワード市場で元相場の下支えに動いている。

市場関係者によると、米中通商問題が早期に解決する兆しはなく、米国が来月1日に対中関税第4弾を発動する見通しとなっていることから、元売りが出やすい地合いとなっている。

トランプ米大統領は21日、自分は中国との貿易不均衡に対処するために「選ばれた人間」だと述べた。

国内銀行のトレーダーは「市場は米中貿易紛争に非常に注目している。米中問題は、経済ファンダメンタルズなど他の材料に比べて、元相場への影響力がはるかに大きい」と述べた。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日の基準値(中間値)を1ドル=7.049元に設定。前日基準値(7.0433元)に比べて元安水準だった。

スポット市場の元は2008年3月以来の安値となる7.0752元まで下落。中盤のレートは7.0740元で、前日終値比で107ポイントの元安となっている。

市場筋によると、大手国有銀行はフォワード市場でドルの流動性を受け取り、国内スポット市場でドルを売っている。ある市場筋によると、国有銀行は急激な元安の進行を防ぐため、スポット市場で1ドル=7.07元付近でドル売りを出した。

これを受け、市場には警戒感が出ており、当局が短期的に元の防衛ラインを設定しようとしているのではないかとの観測が浮上している。

市場関係者によると、ドル/元のスワップでドルを取得し、スポット市場で売ることで、急激な元安を歯止めをかけることができたという。

あるトレーダーによると、今週はドルの需要が拡大しており、国有銀行の介入がなければ1ドル=7.1元を超える元安となっていた可能性もある。季節的にも、大手石油会社がドルを大量に購入する時期だという。

オフショア市場では、香港で引き続き流動性が引き締まる兆しが出ており、これが元の若干の支援材料となっている。

オフショア人民元の香港銀行間金利は22日午前は軒並み低下したが、依然として比較的高水準にとどまっている。

中盤のオフショア人民元は1ドル=7.0863元。国内市場とのスプレッドは123ポイントで、19日の247ポイントから縮小している。

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