[東京 13日 ロイター] - 国際石油開発帝石が上値追いとなっている。米国時間12日に原油先物が11カ月ぶりの高値を付けたことが手掛かりになった。原油価格については世界的に新型コロナウイルスの感染者が増加し、燃料需要を巡る懸念はあるものの、サウジアラビアの自主減産が支援している。
清算値は北海ブレント先物が0.92ドル(1.7%)高の1バレル=56.58ドル。一時、昨年2月以来の高値を付けた。米WTI原油先物は0.96ドル(1.8%)高の53.28ドルだった。
国際帝石以外の石油関連銘柄も堅調なものが目立ち、午前10時現在、東証1部の33業種別値上がり率ランキングで、石油・石炭製品、鉱業が1、2位を占めている。
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