[東京 4日 ロイター] - 住友商事は4日、2021年3月期の連結純損益(国際会計基準)予想を1500億円の赤字から1200億円の赤字(前年は1713億円の黒字)に上方修正した。一過性の損失は2500億円の見通しから3000億円に拡大する一方、一過性の損失を除く業績は着実に回復しているという。
IBESがまとめたアナリスト8人のコンセンサス予想では、21年3月期通期の連結純損益の平均値は795億円の赤字。
20年4─12月期の純損益は1137億円の赤字(前年同期は2113億円の黒字)だった。
同社は1月、マダガスカルで進行中のアンバトビーニッケルプロジェクトに関して、2020年10─12月期連結決算で追加の減損損失300億円を計上する見込みだと発表した。同事業では4―6月期に約550億円の減損損失を計上している。
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清水律子
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