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東証1部企業の今期予想、純利益34.3%増 SMBC日興集計

    [東京 14日 ロイター] - SMBC日興証券の集計によると、5月13日まで
に決算を発表した東証1部企業の2022年3月期純利益予想は、前年同期比34.3%
増となった。21年3月期の前年同期比4.2%減から一転、大きく増益転換する見通し
だ(変動が大きかったソフトバンクグループを除く)。
    
    22年3月期は製造業が前年同期比23.4%増、非製造業が同70.9%増を見込
む。21年3月期の製造業31.1%増、非製造業43.0%減と比較し、非製造業が大
きく回復する予想となった。
    
    SMBC日興証券の株式ストラテジスト、安田光氏は、世界的に景況感が良好である
ことや、日本国内で新型コロナワクチンの接種が進んで行動制限が緩和される可能性が大
きいとし、「コロナ禍からコロナ前の水準に戻っていくような景況感・企業業績になって
いくのではないか」との見方を示す。
    
    21年3月期は、製造業で277社が増益、228社が減益、うち68社が最終赤字
だった。電気機器が42.3%増と好調だった。コロナの感染拡大で巣ごもり需要が盛り
上がった。おう盛な半導体需要も寄与した。中国市場を中心に自動車需要が回復したこと
も、関連部品企業に追い風となった。
    
    非製造業は211社が増益、230社が減益、内65社が最終赤字だった。人々の移
動が制限され、外出自粛が呼びかけられる中、空運業、陸運業の減益幅が目立った。小売
業は巣ごもり需要の恩恵を受けた企業と休業要請の影響を受けた企業で明暗が分かれ、減
益幅は3%にとどまった。
    
   「21年3月期は新型コロナの感染動向に翻弄(ほんろう)された年。第1・四半期
までは製造業・非製造業ともに落ち込みが激しかったが、第2・四半期以降は各国の経済
政策や中央銀行の金融緩和などにより、景況感が徐々に改善していった」(安田氏)とい
う。
    
    5月13日時点で全体の70.5%に当たる1033社が決算発表を終了した。
    
    2021年3月期実績(前年比)
                     開示   銘柄   開示率  売上高  営業利   経常利   純利益
                     数     数                     益       益       
 TOPIX           1033   1466  70.46%  -7.89%  -14.80%   11.86%   29.28%
 TOPIX(除く金    955   1336  71.48%  -7.89%  -14.80%   13.16%   32.80%
 融)                                                                
 製造業                506    691  73.23%  -7.77%    4.02%   17.31%   31.07%
 非製造業              449    645  69.61%  -8.14%  -42.02%    8.47%   34.93%
 非製造業(除くSBG     448    644  69.57%  -8.10%  -42.02%  -34.89%  -42.97%
 )                                                                  
 
    出所:SMBC日興証券

  
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