(外為市場はNY外為市場リポートをご覧ください) [14日 ロイター] - <為替> 欧州終 アジア市場 コード 盤 終盤 ユーロ/ドル 1.1975 1.1978 ドル/円 109.53 109.51 ユーロ/円 131.14 131.16 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終値 コード STOXX欧州600種 392.19 -0.21 -0.05 392.40 FTSEユーロファース 1538.32 -0.56 -0.04 1538.88 ト300種 DJユーロSTOXX5 3565.74 +0.22 +0.01 3565.52 0種 FTSE100種 7710.98 -13.57 -0.18 7724.55 クセトラDAX 12977.7 -23.53 -0.18 13001.24 1 CAC40種 5540.68 -1.26 -0.02 5541.94 <金現物> 午後 コード 値決め 1319.85 <GOLD/EU1 > <金利・債券> 米東部時間14時41分 *先物 清算値 前日比 前営業日 コード 終盤 3カ月物ユーロ 100.33 0.00 100.33 独連邦債2年物 111.86 -0.05 111.91 独連邦債5年物 130.78 -0.27 131.05 独連邦債10年物 158.14 -0.71 158.85 独連邦債30年物 162.52 -1.16 163.68 *現物利回り 現在値 前日比 前営業日 コード 終盤 独連邦債2年物 -0.556 +0.025 -0.581 <0#DE2YT=TWEB > 独連邦債5年物 -0.008 +0.046 -0.054 <0#DE5YT=TWEB > 独連邦債10年物 0.614 +0.051 0.563 <DE10YT=TWEB <0#DE10YT=TWE > B> 独連邦債30年物 1.282 +0.036 1.246 <DE30YT=TWEB <0#DE30YT=TWE > B> <ロンドン株式市場> 反落。ポンド高を受け金融株を中心に国際的に事業を展開する銘 柄が売られた。 こうした中、モルガン・スタンレーは英国株の見通しを引き上げた。英国の欧州連合(E U)離脱を巡る先行き不透明感がある中でも、一次産品の値上がりや、合併・買収(M&A) の活性化が相場の追い風となるとの理由を挙げた。 米最高裁が、ネバダ州以外でスポーツ賭博をすることを認めないという連邦法を無効にす るニュージャージー州の法案を承認したことで、全米レベルにおけるスポーツ賭博の合法化へ の道を開いた。ブックメーカー(賭け業者)のGVCとウィリアム・ヒル、パ ディパワー・ベットフェアは7.4%から12.2%上昇した。 中型株ではサービスオフィスを提供するIWGが22.8%急騰。IWGは3社か ら買収提案を受けたことを公表。買収合戦へ発展する可能性が出てきた。 ロンドン株式市場: <欧州株式市場> 反落。軟調な金融株が重しとなったほか、通信機器銘柄も値を下げた 。 決算が嫌気されたオランダの銀行ABNアムロは6.0%下落し、金融部門の重 しとなった。過去数年間の石油部門の落ち込みを背景に輸送会社やオフショアサービス企業に 対する貸付損失が増え、第1・四半期の純利益が減少した。 フィンランドの通信機器大手ノキアは1.0%、スウェーデンの同業エリクソ ンは1.1%それぞれ値下がりした。トランプ米大統領は中国の通信機器大手・中 興通訊(ZTE)に対して半導体など米国製部品の輸出を7年間禁じる制裁措置を4月に決定 したが、13日にツイッターで「ビジネスに早く戻れるような道を開いてあげられないか、中 国の習近平国家主席とともに取り組んでいる」と述べた。投資家らはZTEへの制裁措置で、 ノキアやエリクソンなどの売り上げや利幅が拡大すると期待していた。 一方、ポルトガル電力公社(EDP)は9.3%上昇。中国の三峡ダムを運営す る国有企業の三峡集団(GTC)がEDP株を買い増し、株式の過半数を取得するために10 8億ドルの提示額を打診した。JPモルガンのアナリストらは、「EDP株の支配権を得るこ とでGTCは米国の再生可能エネルギー産業に戦略的に踏み込めるなど、さまざまな利点があ る。提示額は低すぎる。EDP幹部や他の株主がより高い額を要求するだろう」と分析した。 欧州株式市場: <ユーロ圏債券> ドイツ10年債利回りが2週間半ぶりの水準に上昇した。欧州中央銀 行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁が利上げ開始時期について、EC Bが新たなガイダンスを示す可能性があると述べたことを受けた。 ドイツ国債利回りの上昇率は約1カ月ぶりの大きさ。これを受け、ほとんどのユーロ圏1 0年債が3─5ベーシスポイント(bp)上昇した。 ジャナス・ヘンダーソン・インベスターズのマルチアセット投資部門のポール・オコナー 氏は「量的緩和の効果がピークに達しつつあり、タームプレミアム(期間に伴う上乗せ利回り )はなお非常に低い中で、国債利回りは世界的にかなりの上向き圧力が見られているようだ」 と指摘した。 ドイツ10年債利回りは0.61%と、4月26日以来の水準に上昇。フラン スとベルギーの10年債利回りもそれぞれ4bp上げた。 この日は、他のECB政策決定当局者もユーロ圏経済について楽観的な見方を示した。 大和キャピタルマーケッツの経済調査部長、クリス・シクルーナ氏は「ECBは来年半ば の利上げ実施について幅広く同意しており、今日のコメントはそれに一致する」と述べた。 大衆迎合主義(ポピュリズム)政党の「五つ星運動」と極右政党「同盟」の連立協議が引 き続き注目されているイタリアの10年債利回りは3bp上昇して1.91%。前 週付けた6週間ぶり高水準(1.94%)に近いレベルとなった。 ユーロ圏金融・債券市場: