(外為市場はNY外為市場リポートをご覧ください) [14日 ロイター] - <為替> 欧州終盤 アジア市場終 コード 盤 ユーロ/ドル 1.1311 1.1293 ドル/円 113.69 113.89 ユーロ/円 128.61 128.63 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終値 コード STOXX欧州600種 362.27 -2.17 -0.60 364.44 FTSEユーロファースト3 1425.08 -9.49 -0.66 1434.57 00種 DJユーロSTOXX50種 3206.64 -18.18 -0.56 3224.82 FTSE100種 7033.79 -19.97 -0.28 7053.76 クセトラDAX 11412.53 -59.69 -0.52 11472.22 CAC40種 5068.85 -33.00 -0.65 5101.85 <金現物> 午後 コード 値決め 1202.1 <金利・債券> 米東部時間13時51分 *先物 清算値 前日比 前営業日終 コード 盤 3カ月物ユーロ 100.32 0.00 100.32 独連邦債2年物 111.95 -0.01 111.96 独連邦債5年物 131.48 +0.04 131.44 独連邦債10年物 160.14 +0.06 160.08 独連邦債30年物 175.58 -0.14 175.72 *現物利回り 現在値 前日比 前営業日終 コード 盤 独連邦債2年物 -0.605 -0.002 -0.603 独連邦債5年物 -0.196 -0.010 -0.186 独連邦債10年物 0.397 -0.007 0.404 独連邦債30年物 1.053 -0.002 1.055 <ロンドン株式市場> 反落して取引を終えた。一次産品銘柄が売られ全体水準を押 し下げた。金属の値下がりに伴い鉱業株が売られた。 前日に7%安となった原油はこの日、やや持ち直したものの、石油株は低迷が続いた 。 百貨店チェーン、ディベンハムズは21.4%急落した。一部のサプライヤ ーがディベンハムズとの取引をやめたとの報道が嫌気された。 一方、ブックメーカー(賭け業者)のパディパワー・ベットフェアとGVC ホールディングスは4.9%と5.6%それぞれ上昇した。中毒性が高いとされ る「固定オッズ発売端末(FOBT)」と呼ばれるゲーム機について、英政府が規制改革 を来年4月に導入することとした。アナリストらは、来週にも法令が制定されるとみてい る。GVCは、来年3月28日までに法令が制定されなければ、以前買収したラドブロー クスの株主に約6億7000万ポンド支払うこととなっていた。規制を巡る先行き不透明 感がなくなったことも、同部門の買い材料となった。 複合企業スミス・グループは5.2%高だった。ヘルスケア事業をスピンオ フ(分離・独立)するとの計画が好感された。 ロンドン株式市場: <欧州株式市場> 反落して取引を終えた。石油と鉱業、テクノロジー、銀行株が売 られた。 STOXX欧州600種指数とDJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E >はともに10月31日以来、2週間ぶりの安値をつけた。 石油・ガス株指数は0.47%低下した。日中の安値からは下落幅を圧縮し て取引を終えた。原油価格は前日、供給が増えたことを背景に7%下落したが、この日は やや持ち直した。 資源株指数は1.65%低下した。世界最大の金属消費国である中国におい て小売売上高が軟調だったことで、中国経済の鈍化が不安視され、銅価格が下落したこと が背景にある。 テクノロジー株指数は0.62%低下した。米アップルや米通信用半導体大 手クアルコムによる軟調な業績見通しを受け、米国の休暇シーズンの売り上げに対する懸 念が浮上する中、テクノロジー部門は今月、時価総額の3分の1近くが吹き飛んでいる。 イタリア政府が欧州連合(EU)に再提出した2019年の予算案は、成長・財政赤 字計画がこれまでと変わらず、財政規律ルールの順守を求めるEUとの対決路線を堅持し た。イタリアの主要株価FTSE・MIB指数は0.78%低下。イタリアの銀 行株は1.40%の低下だった。 欧州株式市場: <ユーロ圏債券> イタリア国債利回りが3週間ぶりの水準に上昇した。イタリアは 欧州委員会に提出した新たな2019年予算案に公的債務減少の見通しは盛り込んだもの の、経済成長率や財政赤字の見通しは欧州委が拒否した従来案から変更しなかったことが 利回り上昇につながった。 イタリア10年債利回りは一時3.55%近辺と、3週間ぶりの水準に 上昇。その後はやや低下し、3.50%で終了した。独10年債との利回り格差は309 ベーシスポイント(bp)と、前日終盤の約303bpから拡大した。 イタリアの債務保証コストも上昇し、5年物クレジット・デフォルト・スワップ(C DS)は前日から7bp上昇の279bpと、約4週間ぶりの水準に拡 大した。 コメルツ銀行のストラテジスト、ライナー・ギュンターマン氏は「イタリア取り巻く 市場環境の緊張が緩和するには予算案を巡る一段の譲歩が必要になる」とし、この日の市 場の動きは想定内だったと指摘。欧州最大の資産運用会社アムンディを率いるパスカル・ ブランク氏は、イタリア国債のスプレッドは一段と拡大する可能性があるとの見方を示し た。 イタリア以外のユーロ加盟国の10年債利回りはやや低下。独10年債 利回りは1bp低下の0.40%となっている。 ユーロ圏金融・債券市場: