[東京 13日 ロイター] - マツダは13日、2023年3月期(今期)の連結営業利益は前期比15.1%増の1200億円となる見通しと発表した。原材料や物流費の高騰が圧迫するものの、円安効果や販売費抑制などが寄与する。
会社の営業利益予想は、アナリスト18人による事前の市場予想(IBESのコンセンサスによる予想)1026億円を上回っている。
営業利益に対し、原材料高で900億円、物流費高騰で300億円押し下げる一方、為替で450億円、販売費抑制を含む販売面の改善などで964億円押し上げる。
今期の売上高は同21.8%増の3兆8000億円、純利益は1.9%減の800億円を見込む。世界販売は7.8%増の134万9000台を計画する。
今期の配当予想は1株につき中間15円、期末20円の年35円(前期は20円)とした。
前提となる想定為替レートは1ドル=123円(前期112円)、1ユーロ=133円(同131円)とした。
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